xteddy
デスクトップにテディベアが座っているだけで、何もしない。それを見事にやってのけるプログラム。
リンショーピング大学のStefan Gustavsonが1994年に書いた。テディベアの形をしたウィンドウを開く。枠もタイトルバーもなく、好きなところへドラッグして放っておける。機能はそれだけで、その事実をマニュアルページは少し誇らしげに述べている。コマンドラインのオプションで、画像を別のキャラクターに差し替えられる。
技術的に面白いのは形だ。Xのウィンドウは長方形なので、灰色の箱ではなくクマを見せるために、xteddyは画像の透明ピクセルから作ったマスクでShape拡張を使う。xeyesやoclockも同じ手を使っていたが、クマはそれをいっそう分かりやすくした。ウィンドウに見えないウィンドウである。ほとんどのLinuxディストリビューションでパッケージ化され、Debianには今も入っている。