RandR (xrandr)
Xを再起動せずに解像度の変更、回転、モニターの接続を可能にしたX11拡張。
Resize and Rotateは、携帯端末やノートPCの普及で画面サイズが固定ではなくなることが明らかになった2001年ごろに、Jim GettysとKeith Packardが設計した。それ以前は、解像度を変えるには設定ファイルを書き換えてXサーバーを再起動する必要があり、開いていたプログラムはすべて巻き添えで落ちた。
転機は2007年のバージョン1.2で、HDMI-1 や eDP-1 といった出力がそれぞれ独立したオブジェクトになり、稼働中に有効化、配置、回転ができるようになった。これでXineramaが置き換えられた。コマンドラインツールの xrandr --output HDMI-1 --auto --right-of eDP-1 は、会議室のプロジェクターが映らないときに唱える呪文として定着した。Waylandではコンポジタがこれらをすべて自前で処理する。