XQuartz
詳細情報
- 開発者
- Apple
- 公開年
- 種別
- macOS向けXサーバー
- 公式サイト
- xquartz.org
- ソースコード
- github.com/XQuartz/XQuartz
macOS用のXサーバー。AppleのX11.appとして生まれ、2012年にAppleが同梱をやめてからは独立したプロジェクトになった。
2001年にMac OS Xが登場したとき、UnixカーネルはあってもX11はなく、ボランティアのXDarwinがその穴を埋めた。Appleはその発想を取り込み、プロジェクトから人を迎え、2003年から自社のX11を同梱した。最初はXFree86、のちにX.Orgがベースだ。描画はMac自身のグラフィックス層Quartzを通し、ルートレスで動く。つまりすべてのXウィンドウがAquaの枠を持つ普通のMacウィンドウになり、コピー&ペーストも両方の世界をまたいで動く。名前はXとQuartzを合わせただけである。
2007年からAppleはXQuartzの名で開発をオープンに進め、2012年のMountain LionではX11がシステムから完全に消えた。必要な人はプロジェクト自身のダウンロードを案内された。GIMP、Inkscape、WineがXなしでは動かなかったため、需要は長く続いたが、それらも1つずつネイティブのMac版を得た。残ったのは、XmingがWindowsで占めるのと同じニッチ、つまりX11フォワーディングで遠隔のUnixマシンのGUIプログラムを使う用途である。