XPS
詳細情報
- 開発者
- Microsoft
- 公開年
- 2006
- 種別
- ページ記述形式
- 仕様
- ECMA-388
2006年にMicrosoftが出したXMLベースの文書形式。「Adobe抜きのPDF」を売りに、Windowsの新しい印刷形式にもなった。
XPS(XML Paper Specification)は、PDFに対抗するMicrosoftの試みだった。2006年のWindows Vistaに搭載され、完成したページレイアウトをXMLで記述し、ZIPファイル(Open Packaging Conventions)にまとめた。同時にWindowsの印刷経路のスプール形式にも組み込まれ、旧来のEMF形式を置き換えた。
OpenXPS(ECMA-388)として標準化されたものの、PDFの圧倒的な先行を覆せなかった。MicrosoftはXPSビューアーを廃止し、Windows 10/11ではオプション機能として自分でインストールする形になった。印刷キューでは勝ち、文書の覇権争いでは負けた形式である。