xpr
Xのスクリーンショット機構の後半部分。xwdが出力したファイルを、プリンタが理解できる形式に変換する。
定番の呪文はxwd | xpr -device ps | lprだった。ウィンドウをクリックすると、それが紙に出てくる。xprはPostScriptのほか、1990年頃の研究室でよく見られたプリンタ向けの出力もできた。DECのLN03とLA100、HPのLaserJetとPaintJet、IBMのPP3812である。オプションで拡大縮小、縦横の向き、ヘッダとトレーラを指定でき、-compactは空白をランレングス符号化して、PostScriptファイルを妥当なサイズに収めた。
画像を貼り付けることが期待されていなかった時代に、スクリーンショットがレポートやマニュアルに入った経路がこれである。ImageMagickやnetpbmのおかげで専用の印刷変換ツールは不要になったが、xprは今もX.Orgのアプリ集に収められ、冷戦以来誰もつないでいないLN03に忠実に備え続けている。