XmMainWindow
アプリケーションのメインウィンドウ用のMotifの枠組み。上にメニューバー、中央にワークエリア、必要ならコマンド行とメッセージ行、スクロールバー。OSF/Motif Style Guideが示した姿そのままである。
Style Guideは典型的なアプリケーションを、メニューバーの下にワークエリア、その下にステータス行がある姿として描いており、XmMainWindowはその記述をコードにしたものだ。XmScrolledWindowのサブクラスで、メニューバー、コマンドウィンドウ、ワークウィンドウ、メッセージウィンドウと二本のスクロールバーという五つの領域を持つ。プログラムは子を作ってからXmMainWindowSetAreas、またはXmNmenuBar、XmNcommandWindow、XmNworkWindow、XmNmessageWindowで役割を指定する。XmNshowSeparatorは領域間にMotifの細い線を入れ、XmNcommandWindowLocationはコマンド行をワークエリアの上下どちらに置くかを決める。
誰もが同じ配置コードを書かずに、あらゆるMotifアプリに同じ基本形を与える仕組みだった。メニューバーはほぼ必ずXmMENU_BARモードのXmRowColumn、ワークエリアはXmDrawingArea、XmText、または残りの画面を収めたXmFormである。CDEのアプリも1990年代の商用Unixソフトの大半もこの型に従い、どれも似て見えるのは、中身が同じウィジェットだからだ。