OSF/Motif スタイルガイド
詳細情報
- 作成者
- Open Software Foundation
- 公開年
- 1989年
- 種類
- スタイルガイド
Motifをツールキット以上のものにした本。メニュー、ダイアログ、キーボード、マウスがどう振る舞うべきかの規則と、認証を受けられるチェックリストを備えていた。
OSFは1989年にMotif 1.0とともにこのスタイルガイドを出版し、1.1と1.2に合わせて改訂した。扱うのは見た目、すなわち面取りされた縁、メニューバーの位置、ダイアログのボタンはOK、適用、キャンセル、ヘルプの順に並べることなどだが、何よりも振る舞いである。Tabでフィールドグループ間を移動し、矢印キーでグループ内を移動すること、メニューが備えるべきニーモニックとアクセラレーター、そしてマウスのボタンをBSelect、BTransfer、BMenuと呼ぶことで、2ボタンでも3ボタンでも同じ規則が通用するようにしたことが定められている。多くはIBMのCUAに揃えられ、OS/2のユーザーも違和感なく使えるようになっていた。
最終部は認証用のチェックリストである。これを満たしたアプリケーションはMotif準拠を名乗ることができ、Unixワークステーションのベンダーがこぞって要求した。このガイドのこの部分はAPIとともに、1993年にIEEE標準1295となった。1990年代の商用Unixソフトウェアがどれも同じ見た目なのは、想像力の欠如ではなく、一冊の本のせいである。