Motifのドラッグ&ドロップ
詳細情報
- 開発元
- Open Software Foundation
- 発表年
- 1992年
- 種別
- プロトコル
- 後継
- XDND
Motif 1.2に組み込まれた、X11で初めて実際に広まったドラッグ&ドロップのプロトコル。あまりに重く、競合は実装するより新しいものを作ることを選んだ。
1992年公開のMotif 1.2は、Xにそれまで規則のなかった、プログラム間でのテキストやファイルのドラッグを可能にした。このプロトコルは管理情報をプロパティに保持する。ルートウィンドウの_MOTIF_DRAG_WINDOWが共有ウィンドウを指し、各クライアントが受け入れるデータ型をそこに登録する。受信側は_MOTIF_DRAG_RECEIVER_INFOで自らを告知する。転送自体は、コピー&ペーストと同じくセレクションを通る。
さらに、交渉すべきスタイルが3つあった。preregisterでは、ソースが事前に全ドロップ先を読み込み、強調表示を自分で描く。dynamicではポインタの動きごとにメッセージが流れる。drop-onlyはフィードバックを一切省く。3つのスタイルは3通りの実装を意味し、Netscapeなど他のMotifアプリと通信したければ全部書く必要があった。GTK 2とQt 4は実装したが、GTK 3とQt 5で捨てた。その頃には、はるかに小さなXDNDが既に勝っていた。