XmBulletinBoard
Motifのマネージャウィジェットで最も単純なもの。子をxとyの指定どおりに置く。XmFormとすべてのダイアログボックスの基底クラスであり、Motifのダイアログ挙動の拠点でもある。
名前は文字どおりで、各子が自分の座標XmNxとXmNyに画鋲で留められ、ウィジェット側は並べ替えを一切試みない。リサイズに耐えるべきウィンドウには使えないが、デザイナがボタンをピクセル単位で置くUILやBuilder Xcessoryなどのインターフェースビルダの土台には理想的だった。XmNresizePolicyは、ボードが子に合わせて大きくなるか、はみ出た分を切り取るかを決める。
面白いのはクラス階層だ。XmFormは、アタッチメントを後付けしたブレティンボードで、XmMessageBox、XmSelectionBox、XmFileSelectionBox、XmCommandもすべてこれを継承する。だからダイアログの共通挙動はここにある。Returnが押すXmNdefaultButton、Escが選ぶXmNcancelButton、アプリケーション単位またはシステム全体でモーダルにするXmNdialogStyle、タイトルバーのXmNdialogTitle、ボタンが押されたら閉じるXmNautoUnmanage。MotifのダイアログがどれもなぜEscで閉じられるのか、答えはここにある。