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XmFileSelectionBox

プログラミング Svenska → 更新: 2026-10-24

フィルタ一つ、リスト二つ、ボタン四つで成り立つMotifのファイルダイアログ。評判は芳しくなく、UnixのNetscapeユーザーはフルパスを手で打つことを覚えた。

このウィジェットはXmSelectionBoxのサブクラスで、/home/anna/*.txt のようなglobパターンを入れるフィルタ欄、ディレクトリのリスト、ファイルのリスト、選択欄、そしてOK、Filter、Cancel、Helpのボタンから成る。ディレクトリをダブルクリックするとフィルタが書き換えられて検索が再実行され、パターンを自分で編集して Filter を押すこともできる。XmNdirectory、XmNpattern、XmNdirMask、XmNfileTypeMask といったリソースで表示内容を制御し、XmNfileSearchProc を使えば、たとえばFTPサーバーの一覧を表示するなど、ディレクトリの走査そのものを差し替えられる。XmCreateFileSelectionDialog を呼ぶと、ダイアログシェルに入った完成品が得られる。

このダイアログはMotif体験の凝縮だった。スタイルガイドには忠実で、どのUnixでも同じ見た目だが、不器用さについては、SunでNetscapeやMosaicを使ったことのある人なら誰でも詳しく語れる。アイコンも履歴もなく、ディレクトリを移るたびにフィルタが勝手に書き換わった。Motif 2.0のXmNpathModeで独立したディレクトリ欄が加わり、多少は改善した。GTKやQtのファイルダイアログは、かなりの部分でこれへの反動として生まれた。

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