xkbcomp
XKBのテキスト記述のキーボード定義を、Xサーバーが読み込める形に変換するコンパイラ。サーバー自身も起動のたびにこれを実行する。
XKBのキーマップは、keycodes、types、compat、symbols、geometryの5つの部品から組み立てられる。xkbcompはそれらを読んで統合し、コンパイル済みの.xkmファイルとして書き出すか、結果を実行中のサーバーに直接読み込ませる。逆方向にも使え、xkbcomp $DISPLAY keymap.xkbとすれば、サーバーの現在のキーボードを編集可能なテキストとして書き出せる。実際に何が有効になっているかを確かめる最も確実な方法である。
Xorgは起動時にxkbcompを走らせ、rulesファイルからキーマップを構築する。そのためレイアウトファイルが壊れていると、キーボードがまったく反応しなくなることもある。この形式はXより長生きし、Waylandのコンポジタはxkbcompを呼び出すことなく、libxkbcommon経由で同じテキストファイルを読んでいる。