XGS-PON
10ギガビット対応の対称型PON。GPONの後継で、上りも下りも10 Gbit/s。家庭向けのマルチギガビット光回線を実現するために展開が進んでいる。波長が異なるため、同じ光ファイバー上でGPONと共存できる。
GPON(2.5/1.25 Gbitの非対称)との違いは、XGS-PONが双方向とも10 Gbitを出せることだ。アップロードやリモートワーク、自宅サーバーに有利で、キーワードは「対称」である。GPONとは別の波長を使うため、事業者は同じ光ファイバー設備で両方を同時に運用でき、ONUを交換するだけで加入者を少しずつ移行できる。GPONと同様、パッシブスプリッターで帯域を共有する。複数波長でさらに大容量だが高価なNG-PON2とは競合関係にあり、またその前段にもなる。背景には8Kストリーミング、クラウド、世帯あたりの端末増加がある。既存のFTTH網にとって自然なアップグレードの道筋である。