ゼロックス914
詳細情報
- 作成者
- ハロイド・ゼロックス
- 公開年
- 1959
- 種別
- 複写機
世界初の全自動普通紙複写機。ハロイド社をゼロックス社に変え、「ゼロックスする」を動詞にした機械。
1959年に発表され、1960年に出荷が始まった914は、ボタン一つで処理済みでない普通の紙にコピーできる最初の機械だった。重さ約300kgの筐体で毎分7枚を複写した。ハロイド社は、価格が客を遠ざけるのを恐れて販売せず、月額95ドルで2000枚の無料コピー付きとしてリースした。すると各オフィスは数万枚単位でコピーを取り始めた。後に『フォーチュン』誌は、米国で販売された中で最も成功した製品と評した。
定着部で紙が詰まると焦げ始めることがあり、本体には小型の消火器が付属していた。ゼロックス社はこれを「焦げ取り器」と呼ぶことを好んだ。社名は1961年にゼロックスへ改められ、コピーはオフィスのインフラになっていった。