IT用語集 › プログラミング › WM_NORMAL_HINTS

WM_NORMAL_HINTS

プログラミング Svenska → 更新: 2026-10-22

Xプログラムが希望の大きさをウィンドウマネージャに伝えるICCCMのプロパティ。最小・最大サイズ、リサイズ刻み、縦横比、そしてサイズが利用者由来かプログラム由来かを含む。

このプロパティはXlibの XSetWMNormalHints でトップレベルウィンドウに設定され、XSizeHints 構造体を保持する。フラグがどのフィールドが有効かを示す。PMinSize と PMaxSize は範囲を決め、両者が等しければダイアログのようにサイズ変更できないウィンドウになる。PResizeInc は刻みで、xterm が文字単位でしか大きくならず、ドラッグ中にウィンドウマネージャが「80x24」と表示するのはこのためである。PAspect は縦横比を固定し、PBaseSize は刻みの起点となる固定部分、PWinGravity はどの角が動かないかを示す(グラビティの項を参照)。誰が決めたかを記録するフラグの組が二つあり、USPosition と USSize は利用者(典型的には -geometry)が指定した値で尊重すべきもの、PPosition と PSize はプログラムの単なる提案である。

ICCCMがウィンドウマネージャに直接命令を出す数少ない箇所の一つで、多くのマネージャは従う。xprop で任意のウィンドウのヒントを確認できる。Waylandがすべてを描き直したとき、xdg_toplevel には最小・最大サイズが入ったが、刻みも縦横比もなく、ターミナル利用者は今もそれを指摘している。

← 用語集に戻る