WM_CLASS
プログラムのインスタンス名とクラス名を持つ ICCCM のプロパティ。リソースデータベースやウィンドウマネージャが、ウィンドウがどのアプリケーションのものかを判別するのに使う。
Xのトップレベルウィンドウはすべて、XSetClassHint で設定する WM_CLASS を持つことになっている。中身は二つの文字列、インスタンス名とクラス名だ。ICCCM の慣習では、クラスはプログラム名の先頭を大文字にしたもの(XTerm)、インスタンスは起動時の名前(xterm や -name で与えた名前)になる。この組はもともとリソースデータベースのためにあった。XTerm*background という行はすべての xterm に効き、-name mail で起動したインスタンスにだけ別の色を与えることもできる。xprop は WM_CLASS(STRING) = "xterm", "XTerm" のように表示する。
ウィンドウマネージャはこのプロパティを宛先として使うようになった。fvwm、Openbox、i3 などのルールは、これでウィンドウを識別する。