ウェイトステート
低速なメモリの応答を待つだけで、プロセッサが何もしないクロックサイクル。
マイコンのフラッシュがデータを返すのに通常30ナノ秒ほどかかるのに対し、コアは数ナノ秒ごとに命令を欲しがる。その差を埋めるのがウェイトステートだ。168MHz の STM32F4 では5つ必要で、クロックを上げる前にレジスタで設定する。順序を逆にすると、CPU はゴミを取り込み、他の設定をする前にフォールトハンドラへ落ちる。
高速なコアが無駄にならないよう、ベンダーはフラッシュの前にプリフェッチバッファや小さなキャッシュを置き、時間に厳しいコードは RAM から実行させる。1980〜90年代には、買い手の多くが意味も知らないうちから、PC のマザーボードの箱に「ゼロウェイト」が売り文句として印刷されていた。