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真空コラム

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24

メインフレームのテープドライブにあった縦長の溝二本。たるませたテープを吸引して保持し、起動と停止でテープが切れないようにした。

真空コラムは、1950〜60年代のテープドライブを成り立たせた機械式のバッファだ。IBM 726や729のテープは、レコードを読むために数ミリ秒で始動・停止・逆転しなければならなかったが、何キロメートルものテープを巻いたリールは慣性が大きすぎ、そんな急な動きには耐えられない。

そこで、たるませたテープのループを二本のコラムに垂らし、吸引で張りを保たせた。キャプスタンが動かすのは二つのコラムの間の短い区間だけで、リールモーターはループの位置を真空の状態から感知しながら、ゆっくりテープを送り出す。テープが上下に跳ねる二つの窓は、当時の映画で「コンピュータ」の象徴になった。カセットやカートリッジ式のテープの登場でコラムは姿を消した。

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