USPTO(米国特許商標庁)
米国特許商標庁。ソフトウェア特許によって、パテントトロールに原材料を供給した官庁である。
米国で最初の特許が発行されたのは1790年で、現在この庁は商務省の下、バージニア州アレクサンドリアにある。1990年代、裁判所がアルゴリズムを認め、1998年のState Street判決でビジネス方法も認めたことで、ソフトウェア特許の水門が開いた。1件の出願に数時間しか割けない審査官は、すでに存在するものにも特許を与えた。ソフトウェアの先行技術は、特許データベースにはまず載っていないからだ。
是正は何回かに分けて行われた。2011年の米国発明法でPTABと当事者系レビュー(inter partes review)が設けられ、本格的な訴訟を起こさずに登録済み特許を争えるようになった。2010年のBilskiと2014年のAliceは、そもそも何が特許になりうるかを絞った。トロールは今もいるが、彼らのコストは上がった。