Unity DOTS
GameObjectと並走するUnityのデータ指向の系統。ECS、ジョブシステム、専用コンパイラで、密度の高い並列ゲームコードを書く。
Data-Oriented Technology Stackは2018年に発表された。従来のMonoBehaviourスクリプトが数十万のオブジェクトにスケールしないことへの答えである。三つの部品が組み合わさる。コンポーネントをアーキタイプごとに詰めて格納するECSのEntities、競合検出を内蔵しつつ複数コアに仕事を分散するジョブシステム、そしてC#の制限されたサブセットをベクトル化された機械語に変換するLLVMベースのコンパイラBurstだ。
Megacityのデモはその実力を示したが、そこに至るまでは長かった。Entitiesは破壊的変更を伴うプレビュー版のまま5年を過ごし、1.0が出たのは2023年である。実際には両者を混在させるプロジェクトが多い。大半は普通のGameObjectで作り、千個単位で同じものが並ぶところにだけDOTSを使う。