調整可能暗号
公開パラメーター「tweak」を追加で受け取るブロック暗号。同じ平文でも位置によって異なる暗号文になる。
この概念は2002年にLiskov、Rivest、Wagnerが定式化した。tweakは秘密でもランダムでもなくてよく、位置ごとに一意であれば足りる。XTSモードはセクター番号をtweakに使うので、ディスク上の別の場所にある同じブロックは別の暗号文になる。ECBにはまさにこの性質がなく、だから画像をECBで暗号化すると模様がくっきり残る。
tweakとIVを混同してはいけない。CBCのIVは予測不能でなければならず、さもないとBEASTが待っている。tweakは知られていてもよい。その役目は位置を区別することだけだからだ。聞こえるほど直感的な決まりではない。