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XTSモード

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-24

IVの代わりにセクタ番号とブロック位置でブロックごとにtweakをかける、ディスク暗号化向けのブロック暗号利用モード。

XTSは2004年にPhillip Rogawayが発表したXEXを土台とし、ストレージ向けにIEEE 1619-2007とNIST SP 800-38Eで標準化された。16バイトの各ブロックは、セクタ番号とブロック内の位置から導いたtweakとXORしてからAESで暗号化される。そのため、位置が違えば同じブロックでも異なる暗号文になり、ECBのようなパターン漏えいは起きない。

ただしXTSは認証付き暗号ではない。ディスクに書き込める者は、誰にも気づかれずにデータを改ざんできる。長さが16バイトの倍数でないセクタは暗号文窃取で処理される。dm-cryptやVeraCryptなどのおかげでXTSは当たり前の存在になったが、だからこそ「何を守れないか」を理解したうえで使うべきである。

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