信頼できる受取人
支払人が、自分の銀行が管理する許可リストに受取人を登録することで、強力な顧客認証(SCA)を免除できる制度。
この免除はPSD2の技術基準(RTS)第13条にある。支払人は大家やよく利用する店などの受取人を追加し、その時点で強力な認証を行う。以後、銀行は同じ受取人への支払いを、改めて認証を求めずに通してよい。リストを持つのは支払人の銀行またはカード発行会社であり、加盟店ではない。加盟店は追加を依頼でき、3-Dセキュア2.2にはまさにそのための項目が加わったが、決めるのは顧客である。
銀行に提供義務はなく、実装していないところも多い。実装済みの銀行も適用には消極的なことが多い。適用すれば不正の責任を銀行が負うからだ。また許可リストは、APP詐欺の犯人が被害者に自分を登録させたがるものでもある。