打ち切り差分
ブロックの一部のビットやバイトの差だけを固定し、残りは自由にしておく差分。
通常の差分は、2つのブロック間の差を完全に指定する。打ち切り差分は特定のビットやバイトにだけ注目し、他は何でもよいとするため、パターンに当てはまるペアが増える。この考え方は1994年にLars Knudsenが、高階差分に関する論文で導入した。
利点は、正確な差が広がりやすい場面でも成り立つことが多い点だ。欠点は、確率を正確に計算しにくく、結果を実験で確かめる必要が出やすいことである。小さなブロック暗号に対して広く使われ、攻撃を1ラウンド延ばすための道具の1つにもなっている。