TinTin++
趣味のプロジェクトとして始まり、30年以上たった今も保守が続いている、ターミナル用のMUDクライアント。
オリジナルのTinTinは、デンマーク人のピーター・ウノルドが1992年に書いた。その後、他の開発者たちが拡張してTinTin++となった。TinyFugueと同様、入力行を分離しスクリプト言語を備えているが、戦闘中心のDikuMUD系の世界に寄った作りである。アクションはサーバーの出力に反応し、エイリアスは長いコマンドを短縮し、「スピードウォーク」は4n2eを北へ4歩、東へ2歩に展開した。
プレイの自動化は、多くのMUD管理者が禁止しようとしたことそのものだった。そのためTinTin++は、道具であると同時にルールブックが書かれる理由にもなった。2000年代以降はイゴール・ファン・デン・ホーフェンが開発を率い、MUDの世界自体がめったに見せない速さで、現代的な端末やネットワークプロトコルに対応させてきた。