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トマ・ポルナン(Thomas Pornin)

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-24

決定論的 DSA 署名の標準と、全行をタイミングで情報が漏れないように書いた TLS ライブラリ BearSSL を生み出した、フランスの暗号研究者。

DSA や ECDSA は、署名のたびに新しい秘密の乱数を必要とする。使い回したり予測可能にしたりすると、2つの署名だけで秘密鍵が復元できてしまう。2010年にソニーの PlayStation 3 の署名が破られたのは、まさにこれが原因だった。RFC 6979(2013年)はポルナンによる解決策で、鍵とメッセージから HMAC で値を決定論的に導出するため、署名が乱数生成器の健全性に依存しなくなる。

2016年には、動的メモリ確保を一切使わず、全体を定数時間のコードで書いた小型システム向け TLS ライブラリ BearSSL を開始した。肥大化した OpenSSL への意図的な対案である。パスワードハッシュ競技会には Makwa を出品し、長年 Stack Exchange の暗号関連サイトで屈指の回答者でもあった。

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