OpenSSL
TLSと暗号処理の事実上の標準ライブラリ。1998年からオープンソースで、インターネット上のHTTPSのほぼすべてを支えている(nginx、Apache、Postfix、OpenSSH、各言語のバインディング)。
コードベースの複雑さで有名で、Heartbleed(2014年、CVE-2014-0160)、CCS Injection、Logjamといった重大な脆弱性を生んできた。派生・代替も多く、BoringSSL(Googleの内部フォーク)、LibreSSL(Heartbleed後にOpenBSDがコードを整理したフォーク)、wolfSSL(組み込み向け)、AWS s2n(最小構成)などがある。3.0(2021年)ではプロバイダ構造に刷新され、FIPS認証にも対応した。CLIの openssl s_client、openssl x509、openssl genrsa は、証明書デバッグの十徳ナイフである。