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熱設計電力(TDP)

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-22

プロセッサが通常の負荷で放出すると想定される熱量(ワット)で、冷却システムはこれに合わせて設計する。最大消費電力でも正確な消費電力でもなく、メーカーごとに定義も違うため、悪名高く分かりにくい指標である。

本来の意味:TDPは、持続的な負荷のもとでチップを温度の上限内に保つために、冷却器(ファンやヒートシンク)が逃がせるべき熱量を示す。冷却設計のための値であって、正確なワット数の測定値ではない。

混乱の元:最近のCPUは短いブースト期間にTDPをはるかに超える電力を使う(IntelのPL2はTDPの倍になりうる)。しかもそれを続けられる時間(Tau)はマザーボードが決める。そのため「同じTDPのCPU」でも、二つのシステムで消費電力も性能も大きく違う。さらにIntelとAMDは測り方(基本クロック、ある温度など)が違い、数値は直接比べられない。TDPは発熱と冷却の目安にとどめ、実態はPL1/PL2やPPTなど実測の電力で確かめるのがよい。

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