System V
詳細情報
- 開発者
- AT&Tベル研究所
- 公開年
- 種別
- オペレーティングシステム
- 後継
- SVR4、illumos、商用Unix各種
AT&Tの商用Unix系統。Unix戦争の一方の陣営であり、ランレベル付きinitスクリプトすべての祖先でもある。
AT&TがUnixを商用販売できるようになると、System Vが公式の製品ラインとなった。大学を中心に広がったバークレーのBSDとは対照的である。両者の違いは実用上の面倒なもので、起動方式もツールのオプションも、同じことをする流儀も食い違っていた。System Vはランレベルと/etc/init.d、共有メモリ・セマフォ・メッセージキューというIPC機構、ネットワークスタック向けのSTREAMSを残した。
1988年に出たSVR4はSunと共同で開発され、System V、BSD、SunOS、Xenixを共通の土台にまとめ、戦争を事実上終わらせた。コードは長い法的後日談も残した。2000年代にSCOが、System VのコードがLinuxに紛れ込んだとしてIBMを訴えたのだ。裁判は10年以上続き、SCOが敗れた。