超伝導量子ビット
超伝導金属の電気回路として作る量子ビット。IBMとGoogleが採用し、現在もっとも開発が進んでいる方式。
回路にはジョセフソン接合、つまり薄い絶縁障壁が入っていて、エネルギー準位の間隔が不均等になる。これが決定的だ。間隔が等しいと下位2準位だけを狙って操作できず、量子ビットにならない。制御には携帯電話と同じ周波数帯のマイクロ波パルスを使う。
利点は、通常のチップと同様にリソグラフィで製造でき、量子ビットを増やす道筋が明確なこと。代償は、すべてを希釈冷凍機の中でミリケルビンに冷やす必要があること、そしてイオントラップに比べてコヒーレンス時間が短いことである。