スターフィールドは宇宙空間の移動を模したものだ。点は画面中央から外へ向かって動き、「近い」ものほど速く明るく、遠いものほど遅く暗くなる。速度の異なる層が生む視差が奥行きを感じさせる。計算は点あたり数回の加算で済むほど軽く、シーンのコーダーが最初に覚えるエフェクトになった。
単純な版は星を横にスクロールさせるだけだが、凝った版では本物の3D座標を画面に投影する。無数のクラックトロやデモに登場し、ありふれていながら愛される定番の幕開けとなった。ロトズーマーと並んで、リアルタイムグラフィックスの入門課程のような存在だった。