スプリアス割り込み
通知すべき発生源がもう残っていないのに、CPUに届いてしまう割り込み。
古典的な例は8259コントローラで起きる。要求線が、立ち上がってから受け付けられるまでの間に落ちると、チップは報告すべき内容を失い、代わりにIRQ 7(または15)で応答する。インサービスレジスタを確認しないハンドラは、実際には起きていない割り込みを処理してしまう。
マイコンでの原因は、たいてい自業自得である。ハンドラが最後の命令で周辺機器のフラグをクリアするが、その書き込みがバスバッファに残ったままハンドラが復帰する。レベルトリガの線はまだ有効なので、割り込みが無意味にもう一度発生する。対策はフラグを早めにクリアするか、メモリバリアを入れること。プルアップ/プルダウン抵抗の無い浮いた入力でも同じ症状が出るが、こちらはハードウェアが熱心に協力してくれた結果である。