Speedlock
80年代のスペクトラム所有者なら誰もが目にした高速ローディング型コピープロテクト。ロード中は縁に虹色の縞が流れ、カウントダウンが表示された。
英国のSpeedlock Associates社によるSpeedlockは、80年代半ばにZX SpectrumとAmstrad CPCのカセット向けで支配的だった保護方式だ。テープのデータをより密に詰めることでROM標準のローダーより速く読み込め、同時にコピーにも強かった。普通のテープレコーダーでは、その奇妙なパルスを録音できなかったのである。
見た目の特徴はカルト的な人気を得た。ロード中に画面の縁で脈打つ色の縞と、残りを示すカウンターだ。次々に出る新バージョンのSpeedlockを破ることは、8ビットのクラッキングシーンへの通過儀礼だった。ディスク版の同類にはRapidlokなどがある。