Specht v. Netscape
2002年の米国の判決。ダウンロードボタンの下に置かれた利用条件は、ボタンを押した人を拘束しないとした。
NetscapeのプラグインSmartDownloadは、ボタンを1回クリックするだけで入手できた。仲裁条項を含むライセンス条件はページのさらに下にあり、スクロールした人にしか見えなかった。ソフトウェアがダウンロード内容を報告していたとしてユーザーが提訴すると、Netscapeはまさにその条件に基づいて仲裁へ回そうとした。
第2巡回区控訴裁は、ソニア・ソトマイヨールの執筆した意見でこれを退けた。通常のユーザーには条件があること自体を疑う理由がなく、「Download」を押しても何にも同意したことにならない。この判決は、利用者が能動的に承諾するクリックラップと、条件がサイトのどこかにあるだけのブラウズラップとの間に線を引いた。以来、利用条件はボタンの下ではなく上に置かれるようになった。