Solderpad Hardware License
シリコン向けに調整したApache License 2.0。オープンなRISC-Vコアの標準的な寛容型ライセンス。
SolderpadはApacheの文面を土台に、定義を広げてハードウェア記述コード、マスクワーク、物理的な製品まで対象にしている。Apacheの特許許諾も引き継がれており、そこが要点だ。半導体で本当に問題になるのは、著作権ではなく特許だからである。
バージョン SHL-0.51 は、学術・産業のRISC-V開発で事実上の標準になった。ETH ZürichとボローニャのPULPプラットフォーム、lowRISC、GoogleのセキュリティチップOpenTitanがいずれも採用している。この選択は業界の性格を物語る。ソフトウェアが何十年もコピーレフトを論争してきたのに対し、ハードウェアの人々はほぼ即座に寛容型へ向かった。一つのブロックが相互主義ライセンスだったばかりに、チップのレイアウト全体を公開する羽目になるのは、ファブの顧客の誰も望まないからだ。