SoftPOS
普通のスマートフォンが内蔵のNFCアンテナで非接触カード決済を受け付ける仕組み。専用のカードリーダーは要らない。
長い間、決済カードの読み取りには、専用のセキュアチップを備えた認定端末が必要だった。iZettleなどは、スマートフォンに接続する小型のドングルでこれを回避した。スマートフォンにNFCと十分信頼できる実行環境が載ると、少なくとも非接触カードについては、ドングルは不要になった。PCI Security Standards Councilは2019年にCPoC、2022年により広範なMPoCの規格を公開し、市販のスマートフォン上のソフトウェアを認証できるようにした。
先に実現したのはAndroidだった。Appleは2022年2月に発表したTap to Pay on iPhoneで、この目的のためにNFCチップを開放した。美容師や市場の露店、配管工にとっては、すでに持っているスマートフォンでカードが受けられるということだ。タッチ画面でのPIN入力は長らく最後の障壁であり、今も最も議論の多い部分である。