SNOW
スウェーデンのルンドで生まれ、UMTSやLTEなど携帯電話網で通信を守っているストリーム暗号ファミリー。
SNOW 1.0は2000年にPatrik EkdahlとThomas Johanssonが発表し、2002年にSNOW 2.0が続いた。LFSRと、AES由来の部品を使った非線形関数を組み合わせる設計である。3GPPが仕様化したSNOW 3Gは、UMTSとLTEの無線区間で機密性と完全性の保護に使われている。
学術的な暗号設計としては珍しい経歴で、研究から出発して数十億台の端末の標準になった。携帯電話が基地局と通信するたびに、技術的にはSNOWを使っていることになる。