サイズコーディング
映像も音楽も動きも、数キロバイト、あるいは数百バイトのコードに詰め込む技芸。
サイズコーディングは、最小の容量で最大の表現を引き出すデモシーンの流儀である。コンペの部門が上限を決めていて、64kイントロ、4kイントロ、さらに256バイトや64バイトまである。コードもグラフィックも音楽もすべて収めなければならないので、何も保存せず、すべてを計算で生み出す。テクスチャは数式になり、音楽は小さなシンセサイザーになり、最後にファイル全体をパッカーで圧縮する。
現代のマシンでは、フレームごとに場面全体を描くピクセルシェーダが中心で、周囲のコードは1バイト単位で数えられる。結果として、アイコン一つより小さいファイルから十五秒間の過剰な視聴覚体験が飛び出すという、シーンの好む逆説が生まれる。