Sift
カード決済にとどまらない幅広い領域に、早くから機械学習を応用したサンフランシスコの不正対策企業。
ジェイソン・タンとブランドン・バリンジャーが2011年にSift Scienceとして創業し、Y Combinatorを経て、のちに社名をSiftに短縮した。創業時の着想は、盗まれたカードを見抜く手がかりは、偽アカウント、乗っ取られたログイン、ユーザー投稿のスパムも見抜けるというものだった。顧客は、サインアップから支払いまで顧客体験全体のイベントを送り続け、そのたびにリスクスコアを受け取る。
同社はこの分野を「Digital Trust & Safety」と呼ぶが、これは不正を働く者が一種類の犯罪にこだわらない、ということの長い言い換えである。今日流出したパスワードを使い回している者は、明日には他人の保存済みカードで買い物をしようとする。支払いだけを見ているシステムには、物語の終わりしか見えない。