IBM Selectric
詳細情報
- 作成者
- IBM
- 公開年
- 1961
- 種類
- タイプライター
- 後継
- デイジーホイールプリンタ
従来の活字棒を回転するタイプボールに置き換えた、IBMの1961年のタイプライター。
Selectricは活字棒のかごの代わりに、ゴルフボール大の球に全文字を刻んだ印字エレメントを備えていた。ボールが回転と傾きで目的の文字に合わせて紙を打ち、キャリッジは動かず、紙のほうが送られる。活字棒の絡みがなくなり、非常に高速な印字が可能になった。書体を変えるには、ボールを外して別のものをはめるだけである。
このモデルは大成功を収め、20年以上にわたってオフィスを席巻した。機構は初期のコンピュータ端末にも受け継がれ、IBM 2741や複数の遠隔プリンタが出力部にSelectricの機構を使った。やがてデイジーホイールと、のちにドットマトリクスプリンタが取って代わり、ボールは電動タイプライター時代の郷愁の象徴になった。