rwall
ネットワーク越しのwall。他のマシン、あるいはマシン群すべての全端末にメッセージを表示するコマンド。
rwallは1980年代にSunで生まれ、rwhoやrusersと同じRPCの仕組みを使った。送信者がメッセージを打つと、受信側ホストのrpc.rwalldというサービスがそれを受け取り、ローカルのwallに渡す。ネットグループを宛先にすれば、管理者はファイルサーバーの再起動予定をラボ全体に警告できた。
このサービスは呼び出し元をほとんど確認しなかった。そのためネットワーク上の誰もが全員の端末に書き込め、予想どおりの使われ方をした。2002年にはCERTがSolaris版rpc.rwalldのフォーマット文字列のバグを警告したが、その頃には多くのサイトが既にこれを無効化していた。今では、誰かがかつてコメントアウトしたinetd.confの1行としてのみ生き残っている。