wall (Unix)
「Write all」。ログイン中の全ユーザーの端末に、メッセージを一斉に直接表示するコマンド。
wallは write の騒がしい兄弟で、1970年代初頭から Unix の一部になっている。テキストを打ってCtrl-Dを押すと、マシン上のすべての端末に、エディタで作業中でも、コンパイル中でも、talk で会話中でも、その真っ最中に割り込んで表示された。最も頻繁な送り手は shutdown で、システムが5分後に停止すると一定間隔で告げていた。
mesg n で端末を閉じていたユーザーは、一般ユーザーのwallなら免れたが、rootのwallは防げない。共有の大学マシンでは、管理者が全員に一度に連絡できる数少ない手段であり、退屈な学生が全員に一度に嫌われる数少ない手段でもあった。このコマンドは現代のLinuxにも残り、systemdは今もシャットダウンの警告をこの方法で送っている。