ロビン・ゼーゲルマン(Robin Seggelmann)
OpenSSL のハートビート拡張を書き、単純な見落としからハートブリードを生んでしまった博士課程の学生。
ゼーゲルマンはミュンスター応用科学大学でトランスポートプロトコルの研究に携わり、再ネゴシエーションなしで接続を維持する「ハートビート」を TLS と DTLS に加える RFC 6520 を共著した。実装は OpenSSL に提供し、2011年12月31日にスティーブン・ヘンソンがコミットしている。
このコードは、受信メッセージの長さフィールドを、実際に届いたデータ量と照合せずに信用していた。攻撃者は最大64KBを要求でき、サーバのメモリの一部を一緒に受け取れてしまう。このバグは2年余り潜伏した後、2014年にハートブリードとして公表された。ゼーゲルマンは、単純なプログラミングミスであり、レビューでも見落とされたのだと述べている。それ以上の悪意を示す証拠は、今も出ていない。