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レチクル限界

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-23

リソグラフィ装置の露光フィールドで決まる、1つのチップ(ダイ)が取りうる物理的な最大サイズ。現在のEUVでは約858 mm²。モノリシックなチップはこれより大きくできず、チップレットや先進パッケージングを促す絶対的な制約である。

仕組み:リソグラフィはマスク(レチクル)を通して、一度に限られた領域へパターンを「スタンプ」する。その領域の大きさが、連続した1枚のダイの上限になる。最大級のGPU(たとえばNVIDIAの最上位チップ)はすでにレチクル限界に達しており、「単にチップを大きくする」ことはできない。対策は、先進パッケージング(チップレット、CoWoS、ダイスティッチング)で複数のダイを結び、論理的に限界を超えることだ。High-NA EUVでは露光フィールドがさらに小さく(半分に)なるため、パターンのスティッチングが必要になる。現代のチップ設計における根本的な物理上の壁である。

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