リセットベクタ
リセット解除後、プロセッサが最初の命令をフェッチするアドレス、またはそれを指すポインタ。
どのアーキテクチャでもシリコンの中で固定されている。6502は $FFFC からポインタを読む。8086は、アドレス空間の最上位から16バイト下の FFFF0h で実行を始め、現代のx86も 0xFFFFFFF0 から始まる。そこには BIOS や UEFI を収めたファームウェアフラッシュがマップされており、現実的にジャンプ命令一つ分の余地しかない。
Cortex-M はもっと整然としている。ベクタテーブルのオフセット0のワードが初期スタックポインタ、オフセット4のワードがリセットベクタであり、スタートアップコードの後すぐにCのコードを実行できる。VTOR レジスタを使えば、ブートローダがアプリケーションに飛ぶ前にテーブルを再配置できる。