リードリペア
読み取り時に、同じキーでレプリカ間の値が食い違っていると分かったら、最新の値を遅れているレプリカへ書き戻す仕組み。バックグラウンドで行われる自己修復である。
Dynamo(Amazon、2007年)に由来する。この種のシステムには整合性を取り戻す手段が三つある。書き込み時のヒンテッド・ハンドオフ、読み取り時に機会を見て行うリードリペア、定期的にMerkleツリーで全体を同期するアンチエントロピー。これらが合わさってレプリカは同じ状態に収束していく。
Cassandraは、読み取りの経路内で行う同期方式と、応答後に行う非同期方式の両方でリードリペアを実行する。ScyllaDB、Riak、Voldemortも同じパターンを使う。代償は、データが食い違っているときに読み取りの遅延が増えることだ。