ラスターエフェクト
画面が描画されている最中に、走査線ごとに座標を操作して、歪みやうねりの錯覚を作るグラフィックス効果。
モニターは上から下へ一行ずつ走査する。CPUのコードを、各ラインが描かれる瞬間に割り込むよう同期させれば、そのラインが表示される直前に、そのラインだけ座標をずらせる。Amigaのデモは、うねる風景、揺らぐ水面、あり得ない幾何学をリアルタイムで見せることで有名になった。実際にやっていることは、ごく少数のレジスタを、ミリ秒単位の精度で操作しているだけである。ラスターエフェクトは、ハードウェアの知識と創造的な問題解決の結びつきを体現しており、それこそがデモシーンを特徴づけている。