量子ボリューム
量子ビット数と品質の両方を一つにまとめた、IBMの指標。機種間の比較を意味のあるものにしようという試みだ。
量子ビットの数を数えるだけでは、MHz数を数えるのと同じくらい何も語らない。量子ボリュームは、幅と深さが等しいランダム回路を実行し、結果がノイズに埋もれる前にどこまで大きな回路を扱えるかで測る。このため、エラー率、コヒーレンス時間、量子ビットの接続構造が一つの数値に反映される。
尺度は指数的で、6×6の回路を扱える機械のボリュームは64になる。この指標はある程度採用されたが、IBM自身のアーキテクチャに有利だという批判があり、他のメーカーは独自の指標を好む。業界共通のベンチマークはまだなく、宣伝文句の数字は比較しにくい。