論理量子ビット
多数の物理量子ビットから作る誤り訂正済みの量子ビット。量子コンピュータを比べるとき、本当に意味を持つ指標である。
見出しに出る量子ビット数はほとんどが物理量子ビットで、ノイズが大きく、長時間の計算には使えない。論理量子ビットは情報を多数の物理量子ビットに分散させ、誤り訂正を続けて維持する。代償は大きく、誤り率や符号の選び方により、論理量子ビット1個あたり数百から数千の物理量子ビットが必要と見積もられている。
物理量子ビット1000個のマシンでも、数千の論理量子ビットを要するRSA-2048へのショアのアルゴリズムには遠く及ばないのはこのためだ。安定した論理量子ビットを少数でも実証することが、業界が今目指している関門である。