クワグマイア暗号
クワグマイア暗号は多表式暗号の一族で、標準のアルファベットの代わりに、鍵から作った並べ替えアルファベットを片方または両方の行に使う。
Quagmire IからIVまでの4つの変種があり、どのアルファベットを鍵付きにするか、キーワードがどうシフトを決めるかが異なる。基本はヴィジュネル暗号と同じで、鍵が各文字にどのアルファベットを適用するかを選ぶ。ただし混合アルファベットを使うので、単純な頻度分析では手がかりが弱くなる。
この暗号は、実際の使用よりも暗号学の教科書で知られている。鍵が繰り返される多表式暗号に共通する弱点も持つ。鍵が短ければ繰り返しが暗号文に現れ、カシスキー検査で鍵の長さが分かってしまう。