指向特性
マイクが到来方向ごとにどれだけ感度を持つかを、極座標のグラフで表したもの。
無指向性マイクは音圧だけを測り、全方向を等しく拾う。リボンマイクに典型的な双指向性(8の字)は前後を拾い、側面は拾わない。両者を混ぜるとカーディオイドになり、真後ろの感度が落ちる。ステージでマイクをモニタースピーカーと逆向きに立てるのはそのためである。スーパー/ハイパーカーディオイドは前方がより狭いが小さな後方ローブを持ち、そこにモニターを置いてしまうのが定番の失敗だ。
ノイマンU 87のような可変指向性マイクは、2つのカーディオイドカプセルを背中合わせに置き、電気的に混ぜて好みの特性を作る。単一指向性の特性には、近づくと現れる副作用として近接効果がある。また、8の字を直交させる配置はミッド/サイドステレオの基本でもある。